2019年 展覧会記録

 『なごや文化情報 11、12月号』 表紙掲載 10月25日発行
 名古屋の公共施設でよく見かけられるお馴染みのフリーペーパー『なごや文化情報』の表紙に、拙作の作品画像が採用されました。作品は10月1日~14日までヤマザキマザック美術館で展示された木のテーブル状作品『樹としての記憶』です。畏れ多くもマザック美術館の収蔵品図録を撮影なさったカメラマンさんにご撮影いただきました。

■ あいちトリエンナーレ関連企画『情の深みと浅さ』展 10月1日~14日
 名古屋コンテンポラリーアートマップに参加しているギャラリーがそれぞれのブースで展示するトリエンナーレの関連企画です。ヤマザキマザック美術館の家具や調度品はそのまま、あの豪華な空間でいかに展示するか、ホワイトキューブ以外の場所での挑戦的な展示になりそうです。
私は、調度品に溶け込む銘木テーブルを使った作品を出品します。この樹が生きていた時、どんな樹だったのだろうか。天板の複雑な杢目を辿って幹や枝ぶりを懐かしい紙巻鉛筆で描いた作品を出品します。

会場:ヤマザキマザック美術館
会期:10月1日(火)~10月14日(月・祝) 平日:10:00 ~17:30(入館は17:00まで) 土日祝:10:00 ~17:00(入館は閉館の16:30まで) 休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日休館)
料金(通常)一般1,000円(10名様以上800円)、小・中・高生500円、小学生未満無料、 (相互割引後の価格)一般900円、小・中・高生400円
住所:〒461-0004 愛知県名古屋市東区葵1-19-30 アクセス:地下鉄東山線 新栄駅直結 TEL:052-937-3737(代表)
美術館公式サイト http://www.mazak-art.com/
タイトル『樹としての記憶』Memory as a Tree 制作年 2019
大きさ 最大直径123cm 、高さ60.5cm
素材 木、ダーマトグラフ Dermatograph

作品コメント:複雑な杢目を辿って描くと、幹や枝になった。昔はどんな樹だったのだろう。身の回りの全ては、自然界のものから出来ている。それを意識する時、人間も自然の一部であることを思い出せそうな気がする。


小学生たちとのコラボレーションワークショップ  福光東部小学校(富山県) 2019年 9月12日 
 作家たちが背景を描いたキャンバスに小学生たちが絵を描くコラボレーション企画。富山のギャラリー耀さんと名古屋のギャラリーAPAさんが窓口となり進めている企画です。背景作りと小学校へお邪魔して絵作りのお手伝いをいたします。作品は福光美術館で展示されます。2017年から年一回のペースで続いています。
APA BEST 10 Vol.6 展(グループ展) 7月13日(土)~28日(日)
枯草と新芽や実りをサンドペーパーにマッチで描いた作品を出品します。朽ちた葉も養分となって新たな命として育ちゆく、「個」という概念を越えた在り方。それは、一本のマッチでも炎となって世を動かしてきた歴史と同じように、朽ちたり燃えたりすることで無くなるのではなく、形の無い状態となって形あるものを生み出したり、動かしたりすることではないか。
新宿眼科画廊に出品していた作品一点を加えた3点を出品しました。

 ギャラリーAPA ファインルーム 月曜休
7月13日 16時からオープニングパーティー 
11:00~19:00(初日と最終日は18時まで) 〒467-0003名古屋市瑞穂区汐路町1-14-2F   tel:052-842-250
www.gallery-apa.com/


■ 第22回岡本太郎現代芸術賞展TARO賞展) 2019年2月15日~4月14日

ギャラリートーク3月10日 14時から15分程度
川崎市岡本太郎美術館 〒214-0032 神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5
tel: 044-900-9898
http://www.taromuseum.jp/exhibition/current.html#1206

定評あるTARO賞展に入選させていただき、3点1対の大作を出品しました。サンドペーパーに河原の石で描いた川、枯れ枝で描かれたその樹、山の石で描かれた山、それぞれが文字通り身を粉にして描いた、自分の属していた世界です。描画に使われた石や枝も一緒に展示されています。
「お気に入りを選ぼう」来館者投票では、おかげさまで第3位に選ばれました。


グループ展 新宿眼科画廊 スペースO  2019年4月5日(土)~10日(水) 
〒160-0022東京都新宿区新宿5-18-11 電話03-5285-8822
www.gankagarou.com/

ポートフォリオ展からの選抜作家による展覧会に出品させていただきました。『枯野と春』と題したシリーズで、サンドペーパーにマッチで描いています。輪廻をテーマに枯草と新芽と種の実りを一画面に配した作品を出品しました。

■ 『永遠と一瞬』 個展 ギャラリーAPA メインルーム 2019年2月2日(土)~24日(日)
2月2日 16時からオープニングパーティー
11:00~19:00(初日と最終日は18時まで)月曜休 祝日の場合は順延 〒467-0003名古屋市瑞穂区汐路町1-14-2F 電話052-842-2500

 全ての作品がマッチで描かれています。漢字では「燐寸(まっち)」と書かれ、短き命の象徴でもあるその炎は、灯され、役立てられて小さいながらも世を動かしてきました。
 作品展では黒板にチョークで描く要領でサンドペーパーにマッチで描いた作品を出品します。時々刻々と姿を変える雲やその季節にしか見かけないけれど毎年出て来る草花や虫、彗星たちが永遠を形作る大作を通じて、雄大な歴史の中にある私たち自身の存在と未来に思いを馳せます。

第13回なうふ坂アートフェア (グループ展) 2019年1日5~27日 
なうふ現代
13:00~18:00←営業時間変わりました 月火曜休廊 
岐阜市なうふ坂14番地 電話058-264-2920 
JR岐阜駅12番バス停より岐阜バス「本町一丁目」下車徒歩6分